研究概要
当研究室では「20世紀の社会と科学技術が顕在化させた「持続発展可な社会の実現」に向けた課題を正面から受け止め、農学、工学及びその融合領域における自由な発想に基づく教育研究を通して、世界の平和と社会や自然環境と調和した科学技術の進展に貢献するとともに、課題解決とその実現を担う人材の育成と知の創造に邁進すること」という東京農工大学の中期目標の実現に教育学研究の観点から取り組んでいます。
その成果を「持続可能な未来のための教職論」(2016,学文社)、「持続可能な学校と地域のための学習文化論」(2017,学文社)」、「教育の課程と方法―持続可能で包容的な未来のために」(2017,学文社)、「持続可能な未来のための教育制度論」(2018,学文社)」、「DX時代の人づくりと学び(2022,人言洞)」などの書籍として世に問うてきました。
また当研究室で学び学位を取得した卒業生たちの中には、大学の教員として活躍している方もいます。
これまでの蓄積と今日の時代要請を踏まえ、「持続可能性を高める教育」のあり方をさらに探求してまいりたいと考えております。皆様からの忌憚のないご批評をいただければ幸いです。