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アバターで授業参加

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研究提案「バーチャル(仮想空間)で自身の分身である
「アバター」を使っての新しい大学教育の可能性」(仮題)

2021.1.30
降旗メモ

未だ新型コロナウイルス感染の収束の兆しが見えない状況で、多くの大学ではキャンパスでの授業の再開かリモート授業の継続かの決断を迫られている。この状況の中、バーチャル(仮想空間)で自身の分身である「アバター」を使っての新しい大学教育の可能性が注目されている。

東京農工大学は、学生の論理的思考力の基盤構築と創造性を刺激する講義、実験、実習教育を行い、その中で新たな考えや価値を創出し、他者の個性を敬い自らの独創性を発揮するための基礎力を養うとともに、公益性、透明性、国際性、倫理観を基盤とした知の共有化と、人の大切さを軸とした価値判断、信頼、承認、自己制御の力、持続する力と共に熱意と勇気を持った、スケールの大きな人となることを大学教育として目指している。

バーチャル(仮想空間)で自身の分身である「アバター」を使っての新しい大学教育では、コロナ渦が終息した後もアジアからの学生の確保のためのオンラインによる広報活動や教育活動への効果も期待できる。

そこで下記のような調査研究活動を行いたい。

第1期:2021年2月~3月

農学部および工学部の前期「教職概論」(履修者は各学部1年生および2年生で総勢約70名)および連合農学研究科令和3年度総合農学概論Ⅱ(後期連合一般ゼミナール)(11月17-19日、英語)において、部分的に、バーチャル(仮想空間)で自身の分身である「アバター」を使っての新しい大学教育を実施し、学生の反応を確認するとともにその成果ふまえて第3期の導入の方法を討する。

第2期:2021年4月~9月

米国大学における先駆的事例の収集、本学の授業における実施の可能性(必要な経費、開発スケジュールの検討)

技術調査協力:桐山宏一(株式会社ダブルアップ 

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