教職課程研究室は学校現場と大学をつなぐ活動を行っています。

DX教育研究会へようこそ

  • HOME »
  • DX教育研究会へようこそ

設立趣意文

未だ新型コロナウイルス感染の収束の兆しが見えない状況で、多くの大学ではキャンパスでの授業の再開かリモート授業の継続かの決断を迫られている。この状況の中、バーチャル(仮想空間)で自身の分身である「アバター」を使っての新しい大学教育の可能性が注目されている。

東京農工大学は、学生の論理的思考力の基盤構築と創造性を刺激する講義、実験、実習教育を行い、その中で新たな考えや価値を創出し、他者の個性を敬い自らの独創性を発揮するための基礎力を養うとともに、公益性、透明性、国際性、倫理観を基盤とした知の共有化と、人の大切さを軸とした価値判断、信頼、承認、自己制御の力、持続する力と共に熱意と勇気を持った、スケールの大きな人となることを大学教育として目指している。

バーチャル(仮想空間)で自身の分身である「アバター」を使っての新しい大学教育では、コロナ渦が終息した後もアジアからの学生の確保のためのオンラインによる広報活動や教育活動への効果も期待できる。

上記のような取り組みをDX教育というより普遍的な社会的課題としてとらえることができる。「IT化」は、効率化を目的としてIT技術・デジタル技術を導入する。それに対して「DX」はIT技術・デジタル技術を手段として活用し、学習モデルや組織、さらには学校文化・風土といった、より広い教育環境の変革を促す。DX教育とは、IT技術・デジタル技術を手段として活用し、教育の方法を改革していこうという取り組みである。

そこで、このようなDX教育のあり方を探るため本研究会を設立したい。

2021年4月1日
DX教育研究会設立準備会

規約

第1条(名称)
本会は、東京農工大学農学部教職課程DX教育研究会(DX教育研究会設立準備事務局)と称する。

第2条(事務局)
本会の事務局は、〒183-8509 東京都府中市幸町3-5-8 東京農工大学農学部教職課程研究室(教授 降旗信一)におく。

第3条(活動)
本会は、下記の活動を行う。

(1)DX教育にかかわる調査研究
(2)DX教育にかかわる出版物の刊行
(3)DX教育の普及
(4)DX教育にかかわる教材開発及び認定と人材の育成・登録
(5)DX教育にかかわるガイドライン等の制定
(6)DX教育にかかわる顕彰
(7)DX教育にかかわる国際交流活動
(8)その他上記活動に関連する一切の活動

第4条(会員)
本会は、本会の趣旨および活動に賛同して入会申込書を提出し、事務局の承認を得て所定の手続きをした者を会員とすることができる。

第5条(会費)
本会会員の会費は、事務局の承認を得て別に定める。特に定めのない場合は徴収しない。

第6条(規約の改訂)
本規約の改訂は、事務局の承認を得て行う。

この規約は2021年4月1日より効力を有する。

 

科学研究補助金「基盤研究(C)一般20K02510 自主防災組織における学社融合ESDプログラムの開発」により作成しています。

PAGETOP
Copyright © 東京農工大学 農学部教職課程研究室 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.